ブログ2020.07.14
皆さん、緊急事態宣言は終わりましたが、まだコロナからの脅威にさらされていますよね。コロナ前と比べて生活様式がガラッと変わりましたね。
現在、どのようにお過ごしでしょうか?
自粛の中、食料品の買い出しの他は、今もほとんど外を出歩かれることもなく、お友達との楽しいランチやおしゃべりもなく、過密になることを避け、お家で引きこもった生活をされている方も多いのではないでしょうか?
そういった環境で、筋力の衰えを感じられている方もいらっしゃると思います。
今回は、そんな方は必見のオーラルフレイルについて(第2弾)をお知らせいたします。ぜひ、心当たりのある方は一度読んでみて下さいね♪
多くの方が健康で長生きをする、したいと考えていると思います。
しかし、一方で平均寿命が、男性で80.98歳、女性で87.14歳の中、健康寿命(自立して過ごせる期間の事)は、男性で72.14歳、女性で74.79歳と男性は約9年、女性は約12年と短いのが気になります。
(厚生労働省H28年簡易生命表、第11回健康日本21[第2次]推進委員会資料(平成28年)より算出)
歳をとったらしょうがない?
最近、体が疲れやすくなった、昔より体重が減った、買い物で重いものを持って帰るのが大変だ、長い横断歩道を渡りきれなくなった、出歩くのが億劫になったなどの症状がありませんか?
歳をとったら当然でだんだん弱るのも仕方ないと思っていませんか?
その症状はフレイル(高齢になり心身の活力、筋力、認知機能、社会とのつながりなどが低下した状態)と言います。
この状態(フレイル)をそのままにしておくと…
容易に要介護状態に陥りやすくなります。しかし、フレイルの状態の時期にきちんと症状をケアすることで、元の状態に戻ります。
では、フレイルの前触れにはどのような症状がみられるのでしょうか。
フレイルの始まりは?
筋力の身体機能の低下より先に、社会参加など他社との交流が減ったり、口の機能が衰えること(オーラルフレイル)が始まりです。
オーラルフレイルは、体の健康状態のサインです。
オーラルフレイルは口の些細なトラブルの連鎖です。
咬めない食べ物が多くなった、舌が回らない、食べこぼしをする、むせる、などの症状が多くなると食欲の低下が起こり、低栄養状態になり、自然治癒力が低下します。
オーラルフレイルを予防するために気をつけていただきたいことを以下にまとめました。
オーラルフレイルを防ぎ、健康な毎日を過ごしましょう。
その1:かかりつけ歯科医を持ちましょう。
生涯を通じてお口の健康を維持するために継続的に適切な治療や管理を提供し、いつでも相談に応じてくれる身近なかかりつけの歯科医師がいることは健康寿命を延ばすことに繋がります。
その2:お口の些細な衰えに気を付けましょう
その3:バランスの取れた食事をとりましょう
いかがでしたか?フレイルの前兆であるオーラルフレイルを防ぐことで、より健康寿命を延ばすことができます。
いつまでも元気で、おいしく食事ができるように。
かかりつけの歯科医に、定期的に通い、いつまでも笑顔で健康長寿を目指しましょう。
※また、自宅でできるオーラルフレイル予防のマッサージを「オーラルフレイルについて」に画像付きで紹介しております。症状のチェック項目もあるので気になる方はこちらの記事も合わせてご覧いただければと思います。