当院では、
可及的に
削らない
神経を取らない
歯を抜かない
これを基本としています。
そのため予防を第一にしています。
白いつめもの(セラミック)、金属、樹脂が選択可能です。
虫歯を作らない事が大切です!!
「MI方式」というのは、Minimal Intervention(最小限の侵襲)の略語で、治療法というよりは概念で、体の組織に対して、なるべく保存しようとする考え方の1つです。
歯は、一度削ってしまったら、もう二度と再生することはありません。
「MI方式」では、「歯を削る量を可能な限り少なくし、今あるご自身の歯を大切にする」という考え方を提示します。
岸歯科医院で行っている治療はこの概念に沿った治療方法です。
通常のむし歯治療では、むし歯があると予防のために虫歯になりやすい健康な部分も含めて削ることがあります。むし歯の進行が進み、深いところまで浸食していて、痛みが出る可能性のあるときは神経を取る治療を行います。
これは1度治療した歯がむし歯になったり、痛みが再発したり、詰め物がはずれたりするトラブルを避けるために行うものです。
MI方式があまり浸透していないのは、治療時間や治療回数もかかり、誰にでもできるような治療ではないためだと思います。
MI方式では、再発の可能性のないところ(虫歯菌のいない歯質)は残します。本来のMI方式とは生体の持つ自然治癒力を期待する治療です。
むし歯治療で使われる歯に詰める銀歯は、『12%金銀パラジウム合金(銀歯)合金』です。セメントを使って歯に装着させる治療方法で、保険適用です。しかし装着後、時間がたつと歯や歯茎が変色してしまうことがあります。比較的、耐久性には優れていますが、天然の歯よりも強度があるため、対になる歯を傷めてしまうことがあります。傷めたことで徐々に隙間ができ、そこへ汚れや細菌が入り込み、むし歯の再発のリスクも高くなってしまうのです。当院では、「自分の歯を残す」という考えからセラミックの詰め物を利用したセラミック治療も取り入れています。
セラミック治療とは、
白色の歯科材料である「セラミック」を詰め物やかぶせ物に使用し金属の弱点を補う方法です。銀歯と違ってセラミックは、歯とほぼ一体化します。セメントが歯とセラミックの内部にそれぞれ入り込むためです。そのため噛む力によりセメントがなくなっていくということも少ないので、詰め物の隙間から細菌が入って虫歯になったり、はずれたり、ということは非常に少なくなりました。
ジルコニアの症例
透明感のある美しい素材で、自分の歯の色に近づけることができ見た目が本物の歯のようにきれいです。劣化もほとんどせず、プラークなどの汚れもつきにくいので変色することはほぼありません。銀歯での見た目が悪いという審美面を考慮できる治療方法です。多くの人がこの見た目を重視してのことです。
ホワイトニングの一例
before
after
患者94歳の方の口腔内
予防につなげるために・・・
①歯周病である事に気づく
②歯周病の問題に関心を持つ
③歯周病を治したい
④口臭に気付く
⑤治療法の理解
⑥治療のための行動
予防が一番、治療が二番、そしてメンテが三番目
当院では、歯周病を認知し、患者さんの気持ちを判断し、患者さんが行動していく予防歯科を行います。まず治療があるべき姿ではありません。 患者さんである、皆さんが気付く事が治療への一番の近道なのです。その為の協力を当院は惜しみません。
スケーリング
(歯垢、歯石の除去)
ブラッシング指導
PMTC
食事指導
喫煙の問題
唾液の問題
治療が終わったからといって安心はできません。歯をキレイな状態に保つためには、定期健診と本人の毎日のセルフケアが非常に大切です。歯科医院と患者様が一緒に協力し合って、いつまでもキレイな状態を保てるように努力していきましょう。
予防歯科治療例1
患者80歳の方の口腔内
予防歯科治療例2
患者70歳の方の口腔内
皆さんに知ってもらいたい事があります。
本来であれば、自分の歯を守る=自分自身だと思います。3度の食事の後に歯磨き、甘いおかし、ジュース、うがい、これらを完璧に出来る人は残念ながらなかなか難しいものです。
そこで、可及的に歯を削らない為に、私達にあなたの歯をサポートさせて下さい。定期的に来てもらう事により早期発見、早期治療が可能になります!
早ければ早いほど通院回数は短くて済みます。費用も大きく膨らみません。痛みも少なくてすみます。処置時間も短くすみます。
今、歯医者さんの診療の流れは”治す時代”から”予防する時代”に移行しています。理想的なお口であるためには、専門のスタッフの力が必要です。毎日の食事をおいしくいただくためにも、お口の健康をベストの状態にしていくことが私達の理想です。患者さんのことを一番に考えている経験豊富な衛生士がそろっています。”お口のチェックをしてもらいに来た”と、どうぞお気軽にご来院ください。
子供たちにとって歯医者さんは怖いところだと思っているのなら、とっても残念なことです。
当たり前ですが、私たちも治療をする時は子供たちに怖がらせたくはありません。ちゃんと子供たちとコミュニケーションをとってから治療を始めます。
まずは歯医者さんという人にしゃべってみて慣れてみませんか?
当院では、3ない運動という子供たちを歯医者嫌いにさせないための取り組みを行っております。
ご家庭では、うがいと口を開ける練習のみでOKです。
泣かせない
こわがらせない
しばらない