近頃、よく耳にして気になる免疫力|福岡市城南区七隈の歯医者

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免疫力を高めるには?口腔ケアで健康を保つ!

ブログ2020.05.08

現在、世界では新型コロナウイルスが猛威を奮っており、世界中の人々が不安な日々を過ごしています。

特効薬がまだ開発されていない今、自分の身体を守る為に大切な【免疫力】について今日はお話したいと思います。

 

免疫力を高めよう!と思っても何をどうしたら…良いのでしょうか…。

そう感じる方は、少なくないのではないのでしょうか。

そもそも免疫力はどのようにして高めていくことができるのか…。

実は、免疫力は、お家で日々の習慣を意識するだけで高めることができるんです。

 

口腔ケアで免疫力をアップ!

免疫力とは、体に侵入したウイルスや細菌から身を守ったり、体内で発生したがん細胞を倒したり、自分の身を守る防衛システムのことです。


この免疫力は、年齢と共に低下をしていきます。


免疫力を高める方法として、運動や食べ物などでの改善は望めますが、実は、口腔ケアにて免疫力をアップでき、インフルエンザ発症を予防・改善できるんです!


粘膜免疫が正常に働くことで、ウイルスや細菌の侵入を防いだ例として、プロの口腔ケアを受けて、口の中を健康に保った高齢者は、インフルエンザ・風邪の発症率が有意に低かったという研究結果があります。


口腔内を清潔に保つために、歯磨きを丁寧に行い口から入ろうとする外部からのウイルスや細菌の侵入を防止することができます。


 


お口のセルフケア習慣を

免疫力を高めるカギとして、腸内環境を整えること、自律神経のバランスが良いことが挙げられますが、実はそれにもう1つ「唾液の作用」も免疫力に関与しています。


注目する免疫力アップにつながる唾液のチカラとして9つの働きを紹介します。



 


唾液のチカラは、強力です!


唾液中に含まれる「IgA(免疫物質)抗体」は、外敵の侵入を防ごうと働く粘膜免疫物質のことです。


侵入してきたウイルスや細菌にくっついて、これを無力化するように働く免疫物質で、唾液中にはこのIgAが多く含まれています。


なお、母乳にもIgAが含まれており、赤ちゃんを感染から守っています。ちなみに、鼻汁や消化器官の表面の粘膜中にも分泌されています。


IgA濃度が低下すると、疲労感を感じやすくなり、病気にかかりやすくなります。


唾液中のIgA抗体濃度を高めるためには自宅だけでの歯磨きだけでは限界がありますので、歯科で虫歯、歯周病、口腔機能低下などの改善策を受け、プロによる口腔ケアを参考にしていただき、セルフケア習慣を身に着けることが最も大切なことです。


 


まとめ

さいごに!健康を大切にしているみなさまへ。


今こそ、おうちでできることを最優先に、免疫力アップのための丁寧な口腔内清掃、唾液腺マッサージを毎日の習慣とし、免疫力が高い状態をキープできるよう、今日から実践してみてはいかがでしょうか。



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